メキャベツ
メキャベツは、キャベツの3倍程のビタミンCを含んでおり、作り方もキャベツほど難しくありません。わき芽がついたら葉柄を取り去ってやるだけで、次から次と結球するために、長期間収穫を楽しむことができます。
栽培に適した環境としては、20度以下の温度であるとよく育つといわれています。日本でも地域によって種を撒く時期が異なり、地域に合わせた栽培が必要です。関東から南の地域では、6月から8月に種を撒きます。そして10月から翌年3月にかけてが収穫する時期ということになります。
一方、北海道や東北では、春先の3月から4月にかけて種を撒いていきます。順調に育っていくと7~8月が収穫時期となります。栽培が盛んな品種は早生子持、増田子持などです。
育てる上でのコツとして、撒く前に一晩種を水につけておくことが大事です。種を撒くときは、40センチくらいの間隔で3粒ずつ撒いていきます。種を撒いた後には少し土をかけ、たっぷりと水をかけてあげます。
種を撒いてから3日ほどが経過してから、メキャベツが発芽し始めます。土が乾かないように、水やりを絶やしてはいけません。本葉が3、4枚にまで増えたところで、元気そうな葉だけを残して抜いてしまいます。さらに本葉が7、8枚になったところで、追肥して土寄せをします。
結球して玉の大きさが2~2.5㎝くらいのものから順次収穫していきます。3月になると、花芽が発達して変形してしまいます。