夏の家庭菜園

ブロッコリー

 

 

ブロッコリーには鉄分が多く含まれており、さらにその鉄分を吸収しやすくする作用のあるビタミンCもたくさん含んでいます。貧血気味の人はこのブロッコリーを意識して食べると良いと思います。サラダやシチューなど、色々な料理に使われます。

 

 

ブロッコリーは、一般的には夏に種まきをします。だいたい7月の中ごろから8月の始めごろが最適であるようです。種をまいたら軽く踏みつけるようにするのがポイントです。畑に種をまいた場合は寒冷紗をかけておきます。育苗箱に蒔いた場合には新聞紙をかけて、涼しくて風通しのよい所を選んで配置しましょう。

 

 

夏の時期は、なかなか涼しい場所がないかも知れませんが、縁側の下や北側の屋根の下などに置いておくのもひとつの方法です。

 

 

発芽後は、5㎝くらいの間隔で間引きを行い、一ヶ月くらい苗を育てます。追肥は、定植後、蕾がのぞき始めたくらいに行なうのが良いでしょう。

 

 

11月から3月頃まで、夏に種をまいたブロッコリーが収穫できます。ブロッコリーには、頂花蕾専用種と頂花蕾・側花蕾兼用種があります。頂花蕾専用種はカリフラワーのように頂花蕾だけを収穫するもので、側花蕾がつかず、出荷農家が多く手がけている品種です。

 

 

一般的には頂花蕾・側花蕾兼用種のほうが、頂花蕾を収穫後に側花蕾も収穫できるので、長期間収穫を楽しむことが出来ます。蕾が10cmほどになったら収穫の合図です。気づかずにそのまま時間が経ってしまうと、花が開いてしまい食べられなくなってしまいますので気をつけて下さい。